ノンワイヤーブラでバストが垂れる？垂れないための選び方＆おすすめブラ【4選】

ノンワイヤーブラはふんわりとやさしい着用感のものが多いため、普段から愛用しているという方も多いのではないでしょうか。

しかしワイヤー入りブラジャーと比べると、ホールド感に物足りなさを感じることもあるかもしれません。中には「ノンワイヤーブラを着けているとバストが垂れてしまうのでは？」という声も。

この記事では、ノンワイヤーブラで本当にバストが垂れるのかどうかや、美しいバストを保つためのノンワイヤーブラの選び方、おすすめのノンワイヤーブラについてご紹介します。

ノンワイヤーブラでバストは垂れる？垂れない？

ノンワイヤーブラとは、ワイヤーが入っていないブラジャーのことを指します。

カップの下部にバストを支えるためのワイヤーがなく、長時間着けることによってバストが垂れてしまいそうで心配になりますよね。

ここでは、バストが垂れる原因やノンワイヤーブラでバストが垂れるといわれる理由について説明します。

バストが垂れるのはなぜ？

まずは、バストが垂れてしまうメカニズムについてチェックしておきましょう。

バストは主に乳腺と脂肪、それらを支えるクーパー靭帯などからできています。クーパー靭帯はコラーゲンを主成分とした結合組織で、乳腺と脂肪の隙間を埋める形で網状に張り巡らされています。

しかし、加齢によって女性ホルモンの分泌量が少なくなると乳腺が萎縮して脂肪の割合が多くなり、バストの形を維持できず重力の影響で垂れ下がってしまうのです。それに伴って、バストを支えていたクーパー靭帯も伸びてしまいます。

また、ブラジャーでバストをしっかりホールドせずに激しい運動を続けると、クーパー靭帯が伸びてしまうことがあります。クーパー靭帯は硬い組織ではありますが、最悪の場合は切れてしまうことも。

伸びたり切れたりしたクーパー靭帯はもとに戻せないので日頃から注意が必要です。

ノンワイヤーブラで「バストが垂れる」と言われる理由

ノンワイヤーブラにはバストを支えるワイヤーが入っていないため、「バストが垂れやすいのでは？」と感じる方も多いでしょう。

ですが、バストが垂れるのは加齢やクーパー靭帯への負荷による影響が主な原因であって、普段ノンワイヤーブラを着用しているから必ずしもバストが垂れるというわけではないのです。

バストを下から支える補整力においては、やはりワイヤー入りブラジャーが優れているでしょう。しかし、ノンワイヤーブラでもしっかりバストを支えることができていれば、直接的にバストが垂れる原因にはならないのです。

ノンワイヤーブラでバストが垂れないポイントとは

普段ノンワイヤーブラを着けているからといって、必ずしもバストが垂れてしまうわけではありません。しかし、バストが垂れないためのノンワイヤーブラはどのように選べば良いのか悩んでしまう方も多いはず。

そんな方のために、ここではノンワイヤーブラの選び方やバストの形を美しく保つためのポイントなどを解説します。

ホールド力がしっかりある

クーパー靭帯が伸びるのを防ぐためには、しっかりバストをホールドしてくれるノンワイヤーブラを選びましょう。

ホールド力の高いノンワイヤーブラの特徴としては、左右のバストを中央に寄せる補整力があげられます。さらに、バストが脇に流れないような設計であることがポイントです。

また、バストが垂れないためのホールド力として、バストを下から支えて持ち上げる機能が重要です。アンダーベルトが太く脇高設計であれば、より安定したホールド力を感じることができるでしょう。

正しいサイズを選ぶ

きれいな形のバストをキープするためには、正しいサイズのブラジャーを着用することが重要です。

ノンワイヤーブラのサイズは通常のカップサイズ表記の他に、洋服のようにS・M・ Lと表記されることも多いです。曖昧なサイズ表記では、自胸にフィットさせるのが難しくなります。自分のバストサイズをきちんと把握して、ぴったりのサイズを選びましょう。

自分のバストサイズはいつの間にか変化していることも少なくありません。自分に合ったサイズの商品を選ぶためにも、購入前にきちんとバストを計測しておくことをおすすめします。

ブラジャーを使い分ける

ブラジャーには多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。そのため、楽に過ごせるからとノンワイヤーブラだけを着け続けるよりも、シーンに合わせてブラジャーを使い分けることでバストが垂れにくくなるのです。

外出する予定がある日はワイヤー入りブラジャー、家で過ごす日はノンワイヤーブラにするなど、ライフスタイルに合わせてブラジャーを選ぶことがおすすめです。

【種類別】垂れないおすすめのノンワイヤーブラ4選

最後におすすめのノンワイヤーブラを4点ご紹介します。一口にノンワイヤーブラといっても、機能や目的が異なるさまざまなタイプの商品が販売されています。

それぞれ、バストが垂れないための工夫が施されているので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめノンワイヤーブラ①「育乳ブラ」

ノンワイヤーブラでもしっかり補整してくれるデザインのものであれば、育乳ブラとして活用することも可能です。

イージーアップブラ

こちらの商品はカップの内側サイドにリフトパーツが内蔵されており、内向き設計のカップがバストを中央に寄せ集めることができます。これによりノンワイヤーでありながら美しいバストメイクを実現しているのです。U字バックのデザインで背中もスッキリと見せることができます。

おすすめノンワイヤーブラ②「ブラトップ」

ブラトップタイプは、タンクトップとブラジャーが一体となっています。

glamore femtech【温活】ナイトブラトップ

ブラトップは一般的なブラジャーと比べてホールド力が弱いものも多いのですが、この商品はパッドがバスト全体を包み込むようなデザインになっているため、バストの形を美しく保ちます。

またガードルなどに使われるパワーネットという素材を使用しているので、キープ力も抜群です。部分ごとに違う幅のゴムが使い分けされており、圧迫感を感じることもないでしょう。

吸湿発熱性が高い生地を使用しており、丈感が長くフィット感のあるブラトップは、お腹が冷えやすい人にもおすすめです。

おすすめノンワイヤーブラ③「ナイトブラ」

ナイトブラは、就寝時にバストが垂れないようにサポートするノンワイヤーブラです。寝ている間は、寝返りなどによってバストが全方向から重力の影響を受けやすく、形が崩れる原因となってしまうのでナイトブラの着用がおすすめです。

キレイdeナイトブラ

こちらの商品は総レースのデザインとなっており、カラーバリエーションも豊富です。見た目も美しいナイトブラに仕上がっています。夜間だけでなく、ゆったりと室内で過ごす休日にもおすすめですよ。

おすすめノンワイヤーブラ④「スポーツブラ」

運動する際に普通のブラジャーを着けていると肩紐が落ちてしまったり、カップがずり上がってしまって気になるという経験をしたことはないでしょうか。そんな時にはスポーツブラがおすすめです。

YOGA by glamore ライトスポーツブラ

伸縮性のある素材で、体を自由に動かすことができます。その上こちらの商品は育乳効果も高く、バストをしっかり支えて形崩れを防いでくれます。

吸収速乾機能もあるため汗をかいてもベタつきません。カラーバリエーションも豊富で、シンプルかつおしゃれなデザインとなっています。

【まとめ】ノンワイヤーブラはバストが垂れないように使い分けが大切

ノンワイヤーブラはバストをきちんと支えるには一見頼りなく思えるかもしれませんが、ホールド力のある商品を選べば着心地の良さと美しいバストの維持を両立させることができます。

特に就寝時や運動する時には、ノンワイヤーブラであるナイトブラやスポーツブラを利用してみてはいかがでしょうか。

バストが垂れないためには、ブラジャーの使い分けも重要です。ワイヤー入りブラジャーとの使い分けを意識すると、ブラジャーの選択肢がグッと広がりますよ。

ノンワイヤーブラを活用して快適に美しいバストラインを保ちましょう。