女性の憧れである、ふっくらとボリュームのあるバスト。
今のバストよりもサイズアップしたいという方は多いでしょう。
バストの仕組みを理解し、適切なケアをおこなえば、大人になってからでも胸を大きくすることは可能です。
この記事では、自宅で試せるバストアップ方法を6選ご紹介します。
すぐに実践できる簡単な方法ばかりをピックアップしたので、ぜひ今日から実践してみましょう。
目次
そもそも大人になってからバストアップは可能?
結論からいうと、成人してからでもバストアップは可能です。
10代の思春期のうちにバストの成長が止まると思っている方も多いかもしれませんが、実は20代でもバストは成長しています。
個人差はありますが、多くの人は初経の前後からバストが発達し、20代半ばまで成長します。
そのため、今が10代・20代であればまだまだ成長途中といえるでしょう。
また、30代以降でもバストが一切成長しなくなるわけではありません。
止まっていたバストの成長を少しずつ促してあげることで、ボリュームアップにつながる可能性があります。
何歳だからと諦めずに、ぜひバストアップを目指しましょう。
バストアップの鍵は女性ホルモン!
当然ですが、バストアップといっても豊胸術などの美容医療を利用しない限り、劇的にカップ数が増えることはありません。
しかし、バストの仕組みを理解することで、より効率良くバストアップを目指せます。
まず、バストアップには女性ホルモンが大きく関わってくることを覚えておきましょう。
「エストロゲン」は、女性の胸を発達させる作用がある女性ホルモンです。
エストロゲンの分泌量がもっとも増えるのは10代後半〜20代なので、バストもこの時期をピークに成長していきます。
また、生理前にバストの張りやボリュームの変化を感じるのも、エストロゲンの分泌が盛んになるからです。
30代後半になると女性ホルモンの分泌量は徐々に低下していきますが、適切な対策を講じることで、エストロゲンの急激な減少を防げます。
つまり、バストアップを目指すのであれば、生活習慣の見直しやトレーニングなどをおこない、女性ホルモンの分泌を活発化させることが大切です。
自宅で簡単にバストアップを目指せる6つの方法
ここからは、自宅で簡単にできるバストアップ方法をご紹介します。
バストを大きくしたいけれど、美容医療やサプリメントは抵抗がある方もいるはずです。
まずは、自宅でできる方法から実践してみて、理想のバストを目指しましょう。
①食事を見直す
女性ホルモンの分泌を促すためには、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂取するのが効果的です。
大豆イソフラボンは、納豆や豆乳、豆腐や油揚げなどに多く含まれています。
また、バストアップだけではなく、ヘルシーな肌や髪をつくるためにも欠かせない成分です。
栄養バランスのとれた食事を基本として、積極的に大豆イソフラボンを摂取しましょう。
②質の良い睡眠を取る
「寝る子は育つ」という言葉があるように、バストの成長にも睡眠は欠かせません。
とくに、女性ホルモンの分泌が盛んになるのは、夜10時から深夜2時です。
この時間帯にしっかりと睡眠を取ることを心がけましょう。遅くても深夜12時までには寝ることをおすすめします。
また、睡眠不足によってホルモンバランスが乱れると、自律神経の乱れにもつながり、さまざまな体調不良を引き起こすおそれがあります。
ホルモンバランスを整えて、健康的な生活を送るためにも、質の良い睡眠を取ることが大切です。
③筋トレで体型維持を心がける
バストには筋肉がないため、筋トレによってバストそのものを大きくすることはできません。
しかし、胸の土台である大胸筋を鍛えることで、上向きでハリのあるバストへと近づき、きれいに見える可能性があります。また、加齢に伴うバストの下垂や弾力の低下を予防する効果も期待できるでしょう。
たとえば、腕立て伏せは大胸筋を効果的に鍛えられます。激しい運動が苦手な方は、胸の前で合掌するように両手を合わせるトレーニングもおすすめです。
バストを寄せて上げることを意識して、代謝アップを促してあげましょう。
④マッサージで全体の脂肪をバストに寄せる
バストマッサージをおこない、周りのお肉をバストに寄せ集めましょう。
女性は年齢を重ねるとバストの肉質が柔らかくなり、背中や脇に流れやすくなります。マッサージによって直接バストが大きくなるわけではありませんが、流れやすいお肉をバストに集めるようにマッサージすることで、バストの維持に効果が期待できます。
本来のバストサイズときれいな形をキープするためにも、毎日の習慣にしましょう。
マッサージは、お風呂上がりなどの血行が良くなっているタイミングでおこなうのがおすすめです。体が温まっている状態でバストまわりをマッサージすることで、必要な栄養素が行き届きやすくなります。
また、肌が乾燥していると、摩擦によって肌にダメージを与えてしまうおそれがあるので、バスト用のクリームを付けながらマッサージをすることも大切なポイントです。
さまざまな種類のバスト用クリームが販売されており、成分やテクスチャーが異なるため、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみましょう。
⑤体重を増やす
単純にバストのボリュームをアップさせたいのであれば、体重を増やしてお肉をつけることも一つの方法です。
「体重を増やす=太る」ことなので、体全体の脂肪が増えてしまいますが、女性らしい肉づきになることでバストアップを目指せます。
ただし、体質によってはおなか周りや下半身ばかりに脂肪がついてしまい、期待していたほどのバストアップにはつながらないケースもあるため注意しましょう。
⑥下着の見直しをする
女性のバストのボリュームは、大人になってからも日々変化しています。とくに、体型が変化した方や、妊娠・出産を経験した方は、バストサイズが変化している可能性が高いです。
バストのサイズを何年も測っていない方は、この機会に下着を見直してみましょう。
サイズが合っていないブラジャーを着用していると、本来のバストのボリュームを引き出せません。また、バストに負担がかかり、下垂の原因となるおそれもあります。
自分のバストサイズにぴったりのブラジャーを身につけ、きれいなバストをキープしましょう。
サプリメントでバストアップを目指すのはおすすめできない
インターネットなどでは、「毎日飲むだけでバストアップする」という効果を謳っているサプリメントが販売されています。
手軽で魅力的に見える方法ですが、サプリメントでバストアップを目指すことはおすすめできません。
たしかにバストアップサプリには、女性ホルモンを活性化するとされる大豆イソフラボンやプラセンタなどの成分が含まれています。
しかし、サプリメントで女性ホルモンを無理に増やそうとすると、ホルモンバランスが崩れてしまうおそれがあります。その結果、不正出血や頭痛などの体調不良を引き起こしかねません。
とくに、海外のサプリメントは日本で認められていない成分が含まれているケースも多くあるので注意が必要です。
思わぬ被害を受けないためにも、サプリメントで無理にバストアップを目指すことは避けてください。
そもそも、サプリメントのバストアップ効果は医学的に証明されていません。サプリメントを飲むだけで胸を大きくすることは難しいといえるでしょう。
健康被害が問題になったケースもある
実際に、バストアップサプリが原因で健康被害を起こしたケースもあります。
2012年度から2017年4月までで「プエラリア・ミリフィカ」と呼ばれる成分による健康被害が209件寄せられました。
症状の内容としては、嘔吐や腹痛、蕁麻疹に月経不順や不正出血などさまざまです。
プラエリア・ミリフィカには、女性ホルモンと似た働きをする植物性エストロゲンが含まれています。しかし、強力な活性作用があるので、過剰摂取によりホルモンバランスが崩れて健康に害を及ぼす危険性があるのです。
こうした危険性が問題となり、最近ではプラエリア・ミリフィカを使用したサプリメントはほとんどありませんが、サプリメントを摂取する場合は必ず成分や安全性を確認しましょう。
ブラジャーの見直しだけで簡単にバストの形が変わる可能性も!
正しいブラジャーを着用するだけでも、バストのボリュームがあるように見せることができます。
また、ブラジャーを着用している状態で背中の肉が気になったり、脇からお肉がはみ出ている場合は、バストの脂肪が流れてしまっている可能性があります。
ブラジャーにしっかりと周りのお肉を収めてあげることで、ふっくらとしたキレイなバストを演出できるので、普段から意識して着用してみてください。
何年もバストサイズを測っていない方は注意
何年もバストサイズを測っていない方は、まずは正しいバストサイズを把握しましょう。
サイズが合っていないブラジャーを着けていると、サイズが小さく見えてしまうだけではなく、バストの形が崩れる原因となります。
女性のバストは、約半年ごとにサイズが変化するといわれています。
また、下着自体も半年に1回の買い替えがおすすめです。
長年同じ下着を着用していると、ワイヤー部分やホック部分が劣化してしまい、バストを支える力が弱くなってしまいます。
ぜひこの機会にバストサイズを測り、正しいサイズのブラジャーに買い替えてみてはいかがでしょうか。
寝ているときのバストを支えるナイトブラを活用するのもおすすめ
昼用のブラジャーとは別に、寝ているときに着用する「ナイトブラ」を活用するのもおすすめです。
寝ているときはバストが無防備となり、揺れや重力によりバストがダメージを受けやすくなります。
バストを本来の位置にキープする役割があるナイトブラを着用することで、寝返りをうったり、仰向けで寝たりしてもストレスがありません。
また、バストの脂肪が脇や背中に流れるのを防ぎ、バストの形を整える効果もあります。
寝ているときに着用するだけと、簡単にできるバストケア方法なので、ぜひお気に入りの1枚を見つけてみてください。
形を整えてバストアップへ!おすすめのブラジャー2選
20代や30代以降でも、バストを成長させることは可能です。しかし、徐々に女性ホルモンの分泌が減っていることをふまえると、カップ数を増やすのは簡単ではありません。
そこで、適切なブラジャーを身につけ、ボリュームアップしたバストに見せる方法も検討しましょう。
ここからは、バストメイクに特化したおすすめのブラジャーを2つご紹介します。
【昼用ブラ】グラモアブラ
グラモアブラは、育乳に特化した補正ブラです。
背中や脇に流れたお肉をしっかりと寄せ集め、ふっくらとしたバストを演出します。
バストのシルエットが上向きに補正されて、谷間もできると評判の1枚。
また、パッドに頼らない構造になっているため、バストの形を崩すことなく自胸とブラジャーの機能だけで補正できることもポイント。
カラーは全部で18色。洗い替え用に、お好みのものを何枚か持っておくといいでしょう。
【ナイトブラ】キレイdeナイトブラ
キレイdeナイトブラは、24時間着用できるナイトブラです。
バストの横流れを防ぐ構造で、寝ているときのバストを優しくキープします。
アンダー部分には幅広のテープが備わっており、バストのズレも気になりません。
寝ているときはもちろん、家でのリラックスタイムやテレワークの日など、あまり動かない日中にもおすすめです。
普段ノーブラが多い方は、ナイトブラの着用に変えて、上向きバストを目指しましょう。
まずは簡単にできることから始めてバストアップを目指そう!
この記事では、自宅で簡単にできるバストアップ方法と、おすすめのブラジャーをご紹介しました。
大人になってからのバストアップは不可能だと思っていたかもしれませんが、女性ホルモンの働きを意識し、生活習慣や下着を見直すことで、バストアップを目指せます。
まずはできることから始めて、理想のバストを手に入れましょう。