キュッと引き締まったウエストのくびれは、ボディラインにメリハリを与えてくれます。そのため、健康的で美しいウエストのくびれに憧れをもち、ダイエットに励んでいる方は多いでしょう。
しかし、くびれができるかどうかは、もともと持つ骨格や生活習慣などが関係しています。したがって、ダイエットするだけでは作り出せない場合があるため注意しましょう。
そこで今回は、ウエストにきれいなくびれを作る方法を紹介します。
くびれができる仕組みや、くびれを作るためのヒントを参考にして、女性らしいボディラインを目指しましょう。
目次
ウエストにくびれを作るためには何をしたらいいの?
ウエストにくびれを作るためには、生活習慣の改善や、筋トレなどの運動が必要です。しかし、何も努力をしなくても、ウエストがくびれている人もいますよね。では、もともとくびれている人と、くびれにくい人にはどのような違いがあるのでしょうか。
こちらでは、ウエストがくびれにくい理由と、くびれを作るために必要な行動についてみてみましょう。
そもそもくびれができない理由
きれいなウエストを手に入れるためには、まずくびれができにくい理由を理解しましょう。せっかく脂肪を落として痩せても、くびれができなかったら残念ですよね。
くびれとは、ウエスト部分が引き締まっており、バスト・ウエスト・ヒップにメリハリを感じられる状態をいいます。
しかし残念ながら元々くびれができにくい体質の方もいて、肋骨と骨盤の間が狭い方はくびれができにくいといわれています。また生活習慣にもくびれができにくい原因が潜んでいるので注意が必要となります。
ではくびれができにくい理由をより詳しく4つ見ていきましょう。
骨盤がゆがんでいる
ウエスト部分にくびれを作るためには、骨盤を適切な状態に保つことが重要です。骨盤がゆがんでいると、腹筋がうまく使えず、お腹や腰周辺に脂肪がつきやすくなってしまいます。
くびれはウエストがキュッと引き締まっている必要があるため、お腹や腰まわりに脂肪がつくと、当然くびれに悪影響を与えます。
また、きれいなくびれを持つ人には、骨盤とあばら骨の間が広いという特徴があります。猫背のような悪い姿勢で過ごしていると、骨盤とあばら骨が自然と近づいていくため注意しましょう。さらに猫背は、骨盤がゆがむ原因にもつながります。
長時間スマホに触る習慣がある方や、仕事でパソコン作業をする方などは、猫背になっていないか常に意識して過ごすといいでしょう。予防策として、骨盤や背中周辺の筋肉を鍛えることで、正しい姿勢をキープしやすくなります。
運動不足
運動不足もくびれができにくくなる原因となるため注意しましょう。普段の生活で運動する習慣がない方や、もともと筋肉量が少ない方は、脂肪を燃焼させるための代謝が低い傾向があり、脂肪がつきやすくなります。
ウエストは、胃や腸などの大切な臓器を守るために、特に脂肪がつきやすい部位です。ウエストまわりをすっきりとさせるためには、腹筋に加えて、脇腹や骨盤まわりの筋肉も鍛えるようにしましょう。
また、筋肉や代謝は加齢によっても減少していきます。「昔はきれいなくびれがあったのに、最近はなくなってきた」と感じる方は、運動を習慣化して筋肉量を増やすことが大切です。
姿勢が悪い
姿勢の悪さも、くびれができない大きな原因につながります。
姿勢の悪い状態が続くと、骨盤のゆがみを引き起こします。骨盤は体の土台とも言われる重要な部分です。骨盤がゆがむと腹筋がうまく使えなくなり、体にかかる負荷のバランスが崩れて、筋肉のつき方にも悪影響を与えます。
ウエストまわりが引き締まったきれいなボディラインを作るには、お尻が突き出た姿勢の「反り腰」や「猫背」を改善するほか、「脚を組む」「横座りをする」などの習慣にも気をつけましょう。
内臓が冷えている
冷たい食事やドリンクばかりを摂っていると、内臓が冷えて代謝が悪くなってしまいます。代謝の悪い状態が続けば、脂肪がつきやすい体に変化してしまうため気をつけましょう。
内臓を温めるためには、しょうがや根菜類など体を温める効果が期待できる食品を積極的に摂取しましょう。また、みそ汁やスープなどを献立に加えるのも内臓を温める方法としておすすめです。
外側から体を温めるには、腹巻を着用したり、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かったりしてみましょう。体温が上がると代謝が高まり、すっきりとしたウエストに近づけます。
ウエストにくびれを作るには
ウエストにくびれが作りやすいかどうかは、骨格や生活習慣によって異なります。しかし、くびれができにくい原因をサポートすることで、誰でもくびれを作り出すことが可能です。
では、ウエストにくびれを作るにはどのようなことを実践すればいいのでしょうか。こちらでは、くびれ作りに効果的な対策について紹介します。
筋トレや運動をする
ウエストにきれいなくびれを作るには、日常的に筋トレや運動を取り入れてみましょう。特に、くびれを作るには腹斜筋を鍛えると効果的です。腹斜筋を鍛えると、お腹まわりにコルセットを巻いたように下腹を引き締められます。
また、腹斜筋によってウエストまわりが引き締められると、体幹が安定してきれいな姿勢が保てます。加えて下がった内臓も元の位置へ押し上げられるため、ぽっこりお腹が改善し、すっきりとしたきれいなくびれが現れるでしょう。
補整インナーを着用する
「定期的に運動するのが難しい」「運動しても続かない」と悩む方は、補整インナーをつかってくびれ作りをサポートするのがおすすめです。
女性の体型は、出産や加齢などのライフステージの変化によって崩れてしまうことがあります。また現代人は長時間のスマホ操作や、パソコン作業などで体に負担のかかる姿勢で過ごすことが多いでしょう。
補整インナーはこれらが原因で崩れてしまった体型を整えてくれます。なかにはあばらを締めることで姿勢のサポートをしてくれる商品もあり、ウエストの高い位置でくびれを作りやすくなります。
ウエストにくびれができやすい人の特徴は?
では、くびれがある人にはどのような特徴があるのでしょうか。くびれができやすい理由を把握すれば、問題点の改善にも役立ちます。
こちらでは、くびれができやすい人の4つの特徴についてチェックしてみましょう。
あばら骨と骨盤の間が広い
くびれができやすい骨格には、あばら骨と骨盤の間が広いといった特徴があります。骨格は遺伝的に決まることが多いため、自分がくびれやすい骨格であるかどうかを確認してみましょう。
自分のあばら骨と骨盤が広いかどうかをチェックするには、こぶしをウエスト部分に当ててみてください。人差し指から小指までの4本の指が入る程の広さがあれば、くびれを作りやすい骨格であるといえます。
また、あばら骨と骨盤の間隔は、悪い姿勢を改善することで広げられる可能性があります。
くびれやすい生活習慣を送っている
くびれができやすい人の多くは、健康的な生活習慣を送っています。
まずは、姿勢を正して体のゆがみを改善し、運動する習慣を身につけましょう。筋肉量が増えて代謝が上がれば、お腹まわりの脂肪が落ち始め、くびれができやすい状態となります。
健康的に美しいボディラインを手に入れるために、上記に加えて取り入れたいポイントを紹介します。
バランスのいい食事を心掛けている
健康的に脂肪を燃焼させ、くびれを作るために、日頃からバランスのいい食事を心掛けましょう。
ダイエットのために「お肉を食べない」「糖質を抜く」「サラダしか食べない」などの極端な食生活を送っていると、筋肉量が減少し、基礎代謝を落としてしまうため逆効果です。栄養が偏った食事は、身体の不調につながるほか、体が必要以上の脂肪をため込み、肥満の原因となるおそれもあります。
また、効果的に脂肪を減らしてくびれを作るためには、間食や食事をする時間帯にも気を配りましょう。
便秘ではない
すっきりとしたお腹まわりで、きれいなくびれを作るには、便秘を解消することも大切です。便秘の状態では、腸内の便やガスがうまく排出されないため、下腹がぽっこりとでてしまい、くびれ作りに悪影響を及ぼします。
また、便秘によって老廃物が腸の中にたまると、有害物質が発生し、血液がドロドロになってしまうため注意しましょう。ドロドロの血液は脂肪に取り込まれやすく、太りやすい体質に変化してしまいます。
ウエストにくびれを作るための簡単な運動を2つ紹介!
くびれを作るためには、筋トレや運動をするのが効果的です。こちらでは、ウエストにくびれを作るためにおすすめの運動を紹介します。
家の中でも簡単におこなえますので、家事の合間や就寝前などの時間を活用して試してみてくださいね。
ウエストにくびれを作る運動①:ヒップウォーク
ヒップウォークでは腸腰筋と呼ばれる、骨盤周辺の筋肉を鍛えられます。
【ヒップウォークのやり方】
1.まずは足を伸ばした状態でマットの上に座ります。両手をクロスさせて胸の前で固定し、骨盤が前かがみにならないように、しっかりと立てて座るように意識しましょう。
2.次にお尻を交互に出して前へ進みます。この時、下腹の筋肉が使われているかを確認しながら、骨盤を前に出すイメージで進みましょう。マットの端まで進んだら、同じように骨盤を動かすイメージで後ろに下がります。
ヒップウォーク運動では、1〜2の動きを2往復します。1回に進む距離は、自分の身長分の距離が目安です。難しい場合は半分の距離から挑戦してみてください。
ウエストにくびれを作る運動②:サイドブリッジ
サイドブリッジでは、脇腹にある筋肉を刺激することで、同時に体幹も鍛えられます。
【サイドブリッジのやり方】
1.マットの上に寝転び、右肘を床につけます。この時、肩の真下に右肘がくるように置きましょう。膝は90度に曲げ、耳と肩、膝が一直線になるようにします。体勢が整ったら、下側にある脇腹の筋肉を使って上半身を支えてください。
2.次に上側になる左足と左手を持ち上げます。肩で体重を支えると、首に負担がかかってしまうため注意しましょう。あくまでも下の脇腹を使って体を支えるのがポイントです。この状態を30秒キープします。
サイドブリッジ運動では、1〜2の手順を1セットとして、左右を順番に1セットずつおこないましょう。
補整インナーのあばら締めでくびれを作ることも可能!
「すぐにくびれをつくりたい」という場合は、補整インナーを活用してきれいなくびれを手に入れるのも1つの方法です。
こちらでは、ダイエットや産後ケアにも役立つ補整インナーを紹介します。
補整インナーはくびれを作る以外にも、猫背や反り腰、丸腰の改善もサポートしてくれます。なかなか長時間意識して姿勢を正すのが難しい方にも、補整インナーの着用はおすすめです。
【ととのうコルセット】
「ととのうコルセット」は着用した瞬間からくびれを作り、メリハリのあるボディラインをかなえてくれます。あばらを締めて姿勢をサポートすることで、360度どの角度からみても美しいシルエットを保てるでしょう。
「強圧」とされるサポート力で、はみ肉、あばら、くびれ、下腹、背中、骨盤上部にアプローチします。また、コルセットに合わせて「ととのうガードル」「グラモアブラ」を着用すれば、バストからヒップラインまでを一度にケアできるのも魅力です。
ととのうコルセットの着用は、広がったあばらを締めて正しい位置に戻すサポート効果も期待できます。また、あばらを締めると、内臓も適切な位置へと戻るため、寸胴の体型でもくびれやすい理想的な体型に近づきやすくなります。
【ととのうガードル(ハイウエストタイプ)】
「ととのうガードル(ハイウエストタイプ)」は、バスト下にまでのびるハイウエストで、下半身全体をサポートします。また、ウエスト補整によってはみ出た脂肪をバストへ寄せることも可能です。
「強圧」のサポート力で、骨盤まわり、大転子、下腹、ヒップ、太もも、はみ肉、くびれ、あばら骨、ヒップの高さを補整します。ととのうガードルを着用すれば、出産や加齢、生活習慣によって崩れた体のバランスを整えることに効果的です。
また、ととのうガードルであばらを締めれば、物理的に骨格をサポートできるようになります。これにより姿勢の改善につながり、くびれ作りにも効果が期待できるでしょう。加えて、太ももの骨の出っ張った部分である大転子を締めることで、骨盤のゆがみにもアプローチできます。
まとめ
ウエストまわりのくびれを作るには、筋トレや運動、さらには生活習慣を整えることが大切です。悪い姿勢で長時間スマホやパソコンを使っていると、猫背になったり骨盤がゆがんだりして、くびれができにくい体になってしまうため注意しましょう。
「今すぐにくびれがほしい」「予定に合わせてきれいなスタイルになりたい」と願う方は、補整インナーの活用も検討してみてください。コルセットやガードルによってあばらを締めることで、物理的に骨格をサポートできるメリットがあります。
また、補整インナーの着用は、姿勢改善につながることもうれしいポイントです。
メリハリのある魅力的なボディラインを手に入れるために、ウエストまわりのくびれ作りにチャレンジしてみてはいかがですか。