バストは女性特有のパーツであり、多くの方がふっくらとした谷間が作れるバストに憧れることでしょう。
しかし女性のバストには骨がないため、きれいな形やボリュームが保ちにくいという問題があります。横へ流れてしまいやすいバストの位置を維持するためには、日頃からのケアが重要です。
この記事では美乳に欠かせない谷間の作り方について紹介します。日頃意識したいポイントや、ブラジャー選びの注意点についても解説しますので参考にしてみてくださいね。
谷間を作る4つの方法
バストケアを怠ると、垂れの原因ともいえる、バストを支えるクーパー靭帯の伸びや切れにつながります。形が崩れたバストでは当然きれいな谷間は作れません。加えて若々しい印象からも遠ざかってしまいます。
また、バストが小さい方や離れている方は谷間が作りにくいと悩むこともあるでしょう。
こちらでは、バストケアによる谷間の作り方についてご紹介します。
育乳ブラを着ける
育乳ブラは、脇や背中に流れてしまった脂肪をあるべき位置に収めることでバストの形を補整する役割を持っています。サイドから脂肪をしっかりと寄せることで谷間を作り、脇や背中をすっきりと見せてくれます。
よりくっきりとした谷間を作りたい方は、バストを下からしっかりと持ち上げてくれるブラジャーを選びましょう。バスト位置が持ち上がることでふっくらと丸みのあるデコルテが作れます。
夜間はナイトブラを使う
寝ている間は寝返りによりさまざまな方向へバストが動くため、脂肪が流れやすい状態になっています。ナイトブラを着用することで無防備なバストを固定し、揺れなどの衝撃からクーパー靭帯を守ります。
また、睡眠中には美乳を作るのに重要な成長ホルモンが分泌されます。ナイトブラはノンワイヤー設計であることが多いため、大切な眠りの邪魔をしません。
バストを全方向から包み込み正しい位置に固定することで、昼間に補整した脂肪を逃すことなくバストをきれいな形でキープできます。
睡眠と食生活を意識する
谷間を作るためには、睡眠と食生活を見直すことも大切です。
良質な睡眠は女性ホルモンの分泌に大きく関係します。そして、女性ホルモンは乳腺の発達を促します。体は乳腺を守るためにバストに脂肪を増やすため、バストが大きくなるのです。
また美乳のためには、必要な栄養素を取り入れることも欠かせません。女性ホルモンの一つである「エストロゲン」を増やすためには次の6つの栄養素を摂るようにしましょう。
・大豆イソフラボン
・ホウ素
・タンパク質
・アミノ酸
・ビタミンE
・ビタミンC
マッサージや筋トレを取り入れる
谷間を作るには、マッサージや筋トレを取り入れて育乳がしやすい土台を用意しましょう。
マッサージをすることでリンパの流れがよくなり、栄養や酸素を含んだ血液がバストに届きやすくなります。マッサージの効果を高めるためには、体が温まっている入浴中やお風呂上がりがおすすめです。
また、谷間作りには大胸筋の筋トレも効果的です。バストはクーパー靭帯と大胸筋によって支えられているため、土台である大胸筋を鍛えることでバストのボリューム増加につながると期待できます。
【谷間を作るマッサージ方法】
1.両手をクロスさせて、横に流れた脂肪を左右のバストへ戻すようにマッサージします。
2.次にバストを包むようにして持ち上げ、優しく上下に動かしましょう。
育乳ブラで簡単に谷間を作るためには
育乳ブラは横に流れた脂肪をあるべき位置にサポートし、バストを美しい形に補整してくれます。
こちらでは、谷間の作り方のポイントとして育乳ブラの選び方や着け方などを紹介します。魅力的な谷間を作るにはどのような点に注目すればいいかを確認しておきましょう。
谷間を作る育乳ブラの選び方
育乳ブラを使って谷間を作りたい場合には、バストをしっかり寄せて、バストトップを高い位置で保てるブラジャーを選びましょう。また脇高設計のブラジャーは、サイドの余分なお肉を押さえてくれるため、すっきりとした印象を与えます。
このような育乳ブラは、離れ乳の方にもおすすめです。正しい場所にバストを持ってくることで、横に広がるバストで太って見えてしまうことを防げます。
ブラジャーのサイズ選びが重要
ブラジャーのサイズ選びは谷間を作るために重要な項目です。サイズが合っていないブラジャーを着けていると、締め付けによってリンパの流れが悪くなったり、バストが揺れて形が崩れたりする原因になります。
「ブラジャーを着けると体に食い込む」「カップとバストの間に隙間ができる」「アンダーの位置がずれやすい」などブラジャーの着用に違和感を覚える時は、サイズを見直しましょう。
ネットショップでブラジャーを購入する際には、返品交換を無料でしてくれるサイトを選ぶと安心です。
バストを寄せる着け方
正しいサイズのブラジャーを購入したら、次はブラジャーの着け方を学びましょう。正しい着け方を実践すればバストがブラジャーにフィットして美しいシルエットを作り出せます。
バストを寄せて着けるには以下の手順で着用します。
手順1:前かがみの姿勢でブラジャーを着けて、ホックを留める。
手順2:同じ姿勢のままで脇からお肉を寄せ、カップ内に入れる。
手順3:上体を起こしバストを整える。この時にストラップの長さも調節する。
ブラジャーを着け終わったらバスト下と背中部分のアンダーラインが水平になっているかを確認しましょう。
谷間を作るためにおすすめのナイトブラ
ナイトブラは、寝ている間に脂肪がサイドへ流れてしまうのを防いでくれます。せっかく昼間に補整しても夜間に崩れてしまっては悲しいですよね。
寝返りによってバストに負荷がかからないように、夜間も育乳を意識しましょう。
ナイトブラの選び方
睡眠を邪魔することなくリラックスして着用するためには、就寝時はノンワイヤーのナイトブラがおすすめです。ワイヤーがなくてもカップにバストを収める設計であれば、脂肪の横流れを防ぎ、寝苦しさも解消できます。
また就寝時の寝汗でむれてしまわないように、綿素材を選ぶと安心です。汗をかきやすい時期は、吸水性の高い素材を選ぶことで不快なべたつきが軽減されます。
谷間を作りたいときの注意点!
谷間の作り方を間違ってしまうと、身体に負担がかかり美乳から遠ざかってしまいます。
内面から健康的なバストを作るためには、無理のない谷間の作り方を実践することが大切です。こちらでは、どのようなことが谷間作りに悪影響を与えるのか説明します。
厚すぎるパッドで底上げ
大きすぎるパッドで無理矢理バストを底上げすると、胸部が圧迫されてしまいます。
谷間作りには乳腺を育てることが大切です。しかし、バストが圧迫されリンパや血液の流れが遮られると、バストに栄養が届かずに乳腺が発達しません。
健康的な谷間を作るには、快適に過ごせるブラジャーを着けましょう。
ストラップを短くしすぎる
バストを引き上げるためにストラップを短くしすぎると、肩に食い込んで痛みを感じてしまうかもしれません。短すぎるストラップは肩こりの原因になることもあるのです。
ストラップの長さは、人差し指が1本入るくらいの長さが適切であるとされています。
「短くないとストラップが落ちてくる」という方は、ブラジャーの着け方やサイズを見直してみましょう。
きついブラジャーを着ける
バストを寄せる力を強めたいからといって、きついブラジャーを着けているとリンパや血液の流れが滞り、乳腺の発達に悪影響を与えます。
谷間作りに必要な脂肪は乳腺を守るために作られるため、身体を締め付けるブラジャーの着用は避けた方がいいでしょう。
まとめ
女性の象徴ともいえるバストの谷間は、多くの方が憧れる美乳ポイントです。
谷間を作るには、育乳ブラやナイトブラを活用してしっかりとバストケアをすることが大切です。また、バストに栄養を届け、太い乳腺を育てるためには、生活習慣の見直しやマッサージを取り入れるのも効果的です。
健康的で自信が持てる美乳を作るために、正しい谷間の作り方を実践しましょう。