近年、シームレスパンツは店頭・通販問わずさまざまな店で取り扱っている人気の下着です。
下着の種類が多様化するなか、シームレスパンツは選択肢の一つとして気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、今話題のシームレスパンツの特徴について解説します。
メリット・デメリットを比較して、自分に合ったアイテム選びをしてみてください。
目次
シームレスパンツとは「縫い目が少ないショーツ」のこと!
シームレスパンツとは、縫い目が少ない、または縫い目がまったくないショーツのことです。
「シームレス」は下着において縫い目がないという意味があり、ショーツだけではなくブラジャーやインナーなどにも使われています。
圧迫感が少なく、下着をつけていないかのような軽いはき心地が特徴です。
最近では、多くの下着メーカーやブランドからシームレスパンツが発売されており、人気が高まっています。
つるっとした素材感が特徴
シームレスパンツは、つるっとした素材感で薄手のものが一般的です。
ナイロンやポリウレタンといった伸縮力の高い素材が多く使われていますが、最近では通気性のよい綿素材やメッシュ素材など、さまざまな素材のシームレスパンツが販売されています。
シーズンやファッション、肌触りの好みなどに合わせて、素材の違うシームレスパンツを何枚かお試ししてみてはいかがでしょうか。
シームレスパンツのメリット4つ
ここからは、シームレスパンツのメリットを4つご紹介します。
- ショーツのラインが目立たない
- 摩擦による黒ずみをケアできる
- 太ももやお腹の締め付けを緩和できる
- 薄手の素材で持ち運びにも便利
ぜひ、シームレスパンツと普段履いているショーツを比較してみましょう。
①ショーツのラインが目立たない
1つ目のメリットは、ショーツのラインが目立たないことです。
シームレスパンツは、ヒップラインやVライン部分の縫い目がないためショーツのラインが浮き出にくく、ファッションを気にせずに着用できます。
とくに、夏のシーズンになると薄手の素材のものやタイトな服を着る機会が増えるでしょう。
従来のショーツでは、縫い目が目立ってしまいファッションをきれいに着こなせなかった方でも、シームレスパンツを選ぶことで悩みが解消される可能性があります。
なお、淡い色の服を着る場合は、白やベージュやモカ、深い赤やグレーのショーツを選ぶと透けにくくなるのでおすすめです。
②摩擦による黒ずみをケアできる
2つ目のメリットは、摩擦による黒ずみがケアできることです。
シームレスパンツは、従来のショーツと比較して縫い目による刺激や摩擦がないことから、黒ずみの解消につながります。
とくに、Vラインは太ももが擦れたり汗をかいたりしやすいため、黒ずみが生じやすい部位です。
ショーツまわりの黒ずみに悩んでいる方は、ぜひシームレスパンツに切り替えてみてください。
③太ももやお腹の締め付けを緩和できる
3つ目のメリットは、太ももやお腹の締め付けを緩和できることです。
シームレスパンツは、太ももやお腹まわりにゴムが入っていないアイテムもあり、締め付けを感じることなく快適に着用できます。
また、圧迫感が少ないので、体にゴムの跡が残る心配もありません。
水着や温泉など、ショーツを脱ぐシーンがある日など、ゴムの跡を気にすることなく楽しみたいときにはシームレスパンツがおすすめです。
④薄手の素材で持ち運びにも便利
4つ目のメリットは、薄手の素材で持ち運びにも便利なことです。
シームレスパンツは薄手&軽量で、お泊まりなど持ち運びする際に役立ちます。
また、リボンやストーンなどの装飾がないので、畳んでポーチに入れてもかさばらない点もメリットです。
速乾性のある素材を使用しているアイテムも多く、出先でショーツを汚してしまった場合や、洗濯物がなかなか乾かない梅雨どきにも嬉しいですね。
シームレスパンツのデメリット3つ
シームレスパンツには多くのメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。
ここからは、シームレスパンツのデメリットを3つご紹介します。
- ヒップに食い込みやすい
- フィット感が強いので汗が肌に吸い付く
- サイズ感を選ぶのが難しい
のちほど、シームレスパンツのデメリットを解消する方法もご紹介しますので、あわせてご確認ください。
①ヒップに食い込みやすい
1つ目のデメリットは、ヒップに食い込みやすいことです。
薄手の素材でゴムを使用していないものは、サイズ感が合っていないとヒップに食い込みやすく、着用時に不快感を覚えることがあります。
とくに、洗濯を重ねたり、体型が変わったりするとサイズが合わなくなってくるため、ヒップに食い込みやすくなるでしょう。
直してもすぐに食い込むことから、シームレスパンツを避けてしまう方も少なくありません。
②フィット感が強いので汗が肌に吸い付く
2つ目のデメリットは、フィット感が強いので汗が肌に吸い付きやすいことです。
ナイロンやポリウレタンなどの素材は、伸縮力が強く肌にフィットする反面、汗をかくとショーツが肌に張り付いて不快感につながるデメリットもあります。
とくに、汗をかきやすい夏場は、張り付きや蒸れが気になってしまう方も多いようです。
③サイズ感を選ぶのが難しい
3つ目のデメリットは、サイズ感を選ぶのが難しいことです。
シームレスパンツは、素材そのものが伸びてフィットするようにつくられています。
使用感がゆったりしたものや、フィット感重視でキツめにつくられているものなどさまざまなアイテムがあるので、同じサイズでも合わないことも少なくありません。
シームレスパンツのデメリットを解消する方法は?
多くの女性に支持されているシームレスパンツですが、デメリットもあることが分かりました。
しかし、デメリットを解消する方法もあるので、選び方次第ではシームレスパンツのデメリットを気にすることなく着用できます。
ここからは、シームレスパンツのデメリットを解消する方法を解説します。
①ヒップを覆うショーツを選ぶ
ヒップへの食い込みが気になる場合は、ヒップ部分の面積が多いシームレスパンツを選びましょう。
ヒップをすっぽりと覆ってくれるタイプのシームレスパンツであれば、食い込みを軽減でき、快適に着用することができます。
②通気性が良いショーツを選ぶ
汗が肌に吸い付きやすいデメリットは、通気性が良い素材のものを選ぶことで改善できる可能性があります。
おすすめは、綿やメッシュ素材を使用しているシームレスパンツです。通気性に優れているので、汗をかきやすい夏でも涼しく、サラッとしたつけ心地をキープできます。
シームレスパンツの寿命は3カ月が目安!
シームレスパンツを快適に着用するためには、機能性が落ちたら買い替えるようにしましょう。
素材や装飾によっても異なりますが、一般的にショーツは約70回はくと寿命を迎えると言われています。
3日1回着用した場合、約3カ月で買い替えが必要です。
シームレスパンツはレースなどの装飾がなくデザインがシンプルなため、比較的安価なアイテムが多く、買い替えやすい点もメリットです。
1,000円前後で購入できる商品もあるので、機能性が落ちてきたときのために何枚か買い揃えておくといいでしょう。
ショーツがずり落ちてくるようになったら交換のサイン
シームレスパンツを買い替える目安として、期間だけではなく着用感も重要なポイントです。
着用中にショーツがずり落ちてきたり、ヒップ部分に隙間ができたりするようになったら買い替えを検討しましょう。
機能性が落ちるとデメリット部分が大きく目立つようになるので、履いていて違和感を覚えたらできるだけ早く交換してください。
シームレスパンツはシーンに合わせて選ぶのがおすすめ
シームレスパンツは、従来のショーツと同じくさまざまな形状のアイテムが登場しています。
ヒップを覆うスタンダードなタイプはもちろん、浅めのはき心地を楽しめるデザインや、ヒップを覆わないTバックのデザインもあります。
浅めのショーツは、最近流行しているヘソ出しファッションや、ローライズのパンツを着こなすのにおすすめのアイテムです。
また、Tバックのシームレスパンツは、服を着たときにショーツのラインが目立たないので、タイトなボトムスや体のラインが出やすい服を着用するときにおすすめです。
シーンによって使い分けられるよう、種類が異なるデザインのシームレスパンツを持っておくのもいいでしょう。
【おすすめ商品】ヌーディブラ スタンダードショーツ
グラモアでは、さまざまな種類のシームレスパンツを揃えており、買い替えを検討している方や新たにチャレンジしたい方におすすめです。
初心者は、まずスタンダードタイプのショーツを使用してみましょう。
「ヌーディブラ スタンダードショーツ」は、ヒップをすっぽりと覆ってくれるので食い込みにくく、優しくフィットしてくれます。
服のデザインや着こなしに影響しないので、シーンを選ばずに着用できるのが嬉しいですね。
また、クロッチ部分は蒸れにくい綿素材を使用。ニオイが気になる夏場でも安心です。
シームレスパンツはデメリットよりもメリットが多い!
この記事では、シームレスパンツの特徴とメリット・デメリットを解説しました。
シームレスパンツはファッションを楽しめたり、黒ずみやゴムの跡が気にならなくなったりとメリットの多いアイテムです。
正しいアイテム選びをすることで、優れた機能性から「これしか履かない」という女性も増えているほどです。
ぜひ、これからシームレスパンツをお試しして、快適なはき心地を味わってみてはいかがでしょうか。